2011年7月2日~9日 火山と溶岩 ハワイ島&マウイ島旅行

 先日のハワイ旅行は、火山がどんなものなのか肌で感じてみたいと思ったのがきっかけです。というのも、あるテレビ番組でフランスの火山学者でいらしたクラフト夫妻のことを取り上げていたからです。
 クラフト夫妻は火山活動の美しさに心を奪われ、命をかけて火山の噴火の写真を撮影しました。また、火山地域において火山の危険性を訴え、地元住民に避難の必要性の理解を得ることに貢献したこともあるそうです。 お二人がそこまで魅了された火山というものに少しでも触れてみたいと思ったのです。
 
 それでは、ハワイ旅行よりハワイ島の火山と溶岩の写真を紹介させていただきます。
 キラウェア火山のハレマウマウ火口です。火の女神ペレが住むと言われています。ペレは自分の機嫌を損ねるようなことがあれば溶岩で攻撃してくるという嫉妬深く気性の激しい女神です。
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  絶えることなくモクモクとした噴煙が吹き出しています。前述のテレビ番組でクラフト夫人が、「私は火山に夢中。(火山は)とても美しい。地球の息吹を見ているよう。」というものがあったと記憶しています。まさに息吹というに相応しいと感じました。
 
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 ←道路まで押し寄せた溶岩です。1983年から続いている噴火で、道路を覆ってしまっています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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←上の写真の先は、行けども行けども溶岩です。海岸線まで到達し、ハワイ島の面積を広げているそうです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 今回はドライブで周遊しましたが、ハワイ島のいたる所に真っ黒い溶岩が見られました。ハワイ島には5つの火山(うち活火山は2つ)があるそうな。古代からハワイ島と溶岩は切っても切れない関係だったようです。
 見渡す限りの溶岩を見て、地球の力の偉大さと生命力が漲ってきました。
 「とにかく生きよう、生き抜こう!」と、自然に思いました。