【新入社員の思ひ出】フェラーリ5台持っている社長に対する私の反応

おはようございます(^^)
 
昨日の記事で、「フェラーリを5台もっている」と話した人の話題をちょっと書きました。
 
今日はその時の思い出について記事にします。
 
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私は大学卒業後、金融機関のシステム会社に入社し、システムエンジニアを16年間しておりました。
 
今日お話しする思い出は、入社1年目のころの出来事です。
 
システムを作るお仕事は、下請け会社に作業をお願いする場合が少なくありません。
 
当時私が携わっていたプロジェクトもそうでした。
 
そのプロジェクトは、当社社員はリーダー(男性)1名とヒラSE(私)1名の2名体制。
 
業務の一部をB社に業務請負で依頼しておりました。
 
たしか忘年会だったと思いますが、B社の社長+B社の技術者2~3名と、リーダーと私で飲み会をすることになりました。
 
ところがリーダーは別プロジェクトの都合で結局これず、当社社員の参加者は私だけとなりました
 
最初は新橋で飲んでいたのですが、二次会はなぜか麻布十番の高級そうなお店になりました。
 
飲み会はそれほど楽しいものではなく、結局その社長の自慢話につきあわされ、うんざりしました。
 
こちらはヒラSEとはいえ、客ですよ?
 
キャバクラのおねいさんと話しているのとは違うのですよ?
 
客に自慢話を延々とし続けるとは、今考えてもデリカシーをうたがってしまいます。
 
私は自慢話をされてもなんとも思わないタイプなので、
 
「あ~、そうですか」
 
を繰り返していたのですが、そうするとさらに社長さんは自慢話をふっかけてきます。
 
「すごいですね!」という一言がほしかったのでしょうか。。。(笑)
 
ずーっと自分の話ばかりしている社長にうんざりしていた私は、時間も遅くなったので帰ることにしました。
 
するとなぜかその社長、私と一緒に東京駅までタクシーで帰ろうというのです。
 
(社長は東京駅から新幹線通勤、私は東京駅から中央線だったので、理にかなってはいるのですが)
 
タクシーを捕まえるまで二人で歩いたのですが、そのとき、フェラーリっぽい車がありました。
 
社長「おお、フェラーリ。こんな車、うちには5台ありますよ」
 
当時の私はフェラーリの値段もしりませんでしたし、私の実家は車を持たない家でしたので、車を持ってるからなんだよ?なくても生きていけるんだよ!という気持ちでありました。
 
そこで、またしても、
 
私「あ~、そうですか」
 
といいました。
 
そうしたら、その社長さん、かなりの落ち込みように見えました。
 
タクシーに乗り込んだ後、こんなことを言ってきました。
 
社長「ねえ、●●さん(私の旧姓)。これからもウチに発注してくださいよ。」
   「●●部長(私の上司)によく言っておいてくださいよ。」
 
などというようなことを言ってきました。
 
さんざん自分の自慢話をしておいて、しまいにはセールスかよ!
ということで怒りマックス!
 
私「それは私の一存でできることではありません。」
 
とピシャリと断りました。
 
社長さん、これには本当にショックをうけたようですが私の知ったこっちゃありません。
 
中小企業の社長さんとたくさん話した初めての経験だったのですが、
 
社長さんってこうなの?
 
という悪いイメージができてしまいました。
 
その後、何人もの社長さんにお会いするチャンスはありましたが、いろいろなタイプの方がいらっしゃいました(笑)。
 
全員がこんなタイプではありませんでしたがね(^^)。
 
まあ、こんなタイプの方にはとことん冷たくしてしまう私でありました。
 
世渡りが下手なのかな~(笑)。
 
でもお世辞や嘘は口が曲がりそうになるからヤーダネ♪
 
という、懐かしいお話でした♪