ワールドトレードセンターでの不思議な出来事

長らく生きていると
不思議な出来事って
多少ありませんか?
 
昨日ふと思い出した
不思議な出来事について
今日は書きたいと思います
 
2003年の夏
音楽療法の研究で
ニューヨーク大学を訪れたことがありました
 
自由時間もありましたので
仲間とワールドトレードセンターの跡地・・・を訪れたのです
「世界同時多発テロ事件」の現場となった場所です
 
そこは
本当に何もありませんでした
心にわだかまりを感じながらも
何もない状態を
写真に収めました
 
2003年当時ですので
デジカメではなく
フィルムを利用したカメラでした
 
そのあと
仲間とカフェでお茶をしたのです
不思議な出来事はその時起こりました
 
私の手が勝手に動き出したのです
 
私の手は
おもむろにバッグからカメラを取り出し
カメラの背についているロックを外し
フィルムを取り出しました
フィルムのネガが
白昼の光にさらされます
 
その様子を
私はぼーっと見ていました
 
フィルムを取り出した瞬間
(何をやってるんだろう。。。)
と思いました
その後
手が自由に動くようになったので
ネガをフィルムの中に戻そうと
不毛な努力をしましたが
とうとう私はあきらめました
 
そして気が付いたのは
私の意志ではない誰かが
写真を現像させないようにしたのだ
ということ
 
狐につままれたような心境でした
不思議と怖くはありませんでした
今思えば
写真が現像されず
よかったのだと思います
 
昨日が9月11日でしたので
ふと思い出しました
 
犠牲になられた方のご冥福を
心よりお祈り申し上げます