2013年3月23日 第11回優花音コンサート with 流星トリオ

 
遅ればせながらコンサートの報告をさせて頂きます。
 
2013年3月23日に「第11回優花音コンサート with 流星トリオ」を開催しました。
ベートーヴェンシューベルトをお届けしました。
特にシューベルトは近年、ワタクシが深くとりくんでいる作曲家です。
 
会場:荻窪 『衎芸館(かんげいかん)』
                           写真:Ken Inoue        
                 知り合いから紹介された若き写真家さんです。
                 優しい光の使い方に感銘を受けたので、
                 撮影をお願いしました。
                 Kenさんのfacebookリンク↓
                 http://www.facebook.com/#!/ken.inoue.lib
                 http://www.facebook.com/#!/ken.inoue.79
               
 
          ↓ピアノはワタクシ、内藤優花音(ないとうゆかね)です。
 
↓流星トリオのメンバーです。
ピアノ 内藤 優花音/ヴァイオリン 内藤 浩/チェロ 柏原 勉
ヴァイオリンはHiroshi(プライベートでは夫)、チェロはカッシーです。
2006年ごろから結成しているので、はや7年目に突入していますね。
 
 
 
とにかく笑顔と食事、ビールを絶やさない3人です(笑)。
 
 
 
まずは
ベートーヴェン   ピアノソナタ23番 ヘ短調作品57 「熱情」」
をお届けしました。
 
休憩をはさみ、後半はシューベルトのみのプログラムとしました。
 第1楽章、第2楽章
 
 
 
 
 お客様からいただいたご感想のうち半数くらいは「ベートーヴェンで元気付けられた」「ベートーヴェンを聴いているとき力が漲ってきた」といったご意見でした。一方、「シューベルトはピンとこない」というご意見も一部ありましたが、「シューベルトに癒された」というお声もいただきました。「この会場のピアノはシューベルトに特に合っていると思った」というご感想も頂戴しております。また、「演奏を聴いていて涙が出てきた」というご感想も複数いただきました。
 今回は、ベートーヴェンシューベルトという、活躍した時代も場所も被っているお二人の曲をお届けしました。シューベルトベートーヴェンが亡くなった翌年に30代前半で他界しています。
 当時ベートーヴェンが大変に著名になっており、ベートーヴェンが他界し、いよいよシューベルトが全面に出る。。。というときに、まさかの急逝。。。個人的に気になる作曲家なのです。
 シューベルトの曲は、ベートーヴェンのそれのようにヴィクトリーに到達することはありません。内面的な心情の流れを繊細な和声とモチーフで表現していると思います。それゆえ、初めて聴く人にとっては「だから何が言いたいの?」と思われる場合があるのかもしれません。
 
 しかしながら、大変に美しく見事な和声で構成されたシューベルトの曲、そして伝記や曲からインスピレーションを得る彼の人間性を思うと、これからもお届けしたい作曲家であります♪ご来場いただいたお客様、応援のメールを下さった方々、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。また、写真家のKen Inoueさん、受付や接客を手伝ってくれた雨宮さん、本当にありがとうございました。