無心

家に着いたのは夜の11時前だった。

とても疲れた。

が、こんな時でも…いや、こんな時こそピアノなのだ(笑)。

バスタブにお湯を張っている最中に

指の練習のためにピアノに向かう。

いつの間にか、

ベートーベンのソナタシューベルトソナタを弾いていた。

全楽章をほぼ暗譜していた。

自分でも驚いた。

楽譜を見ずに無心で弾く。

これは今の私にとって有益な練習方法かもしれない。

左脳で考えず、

心中を吐露する。

これは面白い練習だ。