【お客様ご感想】優花音さんのピアノ演奏で心の”解放・開放”を感じました

ピアニストの
内藤優花音(ないとうゆかね)です。
 
CD制作のご依頼をくださった
アーチストの泉ウタマロさん
より
ご感想をいただいたので紹介させていただきます。
 
私の演奏を深く感じ取ってくださり
詳細に言葉に表現してくださったので
私自身とても感激しました。
 
ウタマロさん、ありがとうございました。

【 CDご依頼の経緯 】

ウタマロさんのお母様の誕生日プレゼントに
CDを送りたいとのことでご依頼をいただきました。
そんなわけで
選曲からすべてお任せいただき
制作致しました。
CDは
ウタマロさんご本人向けのもの
ウタマロさんのお母様向けのもの
をご用意してお渡ししました。

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【 ご感想 】
※泉ウタマロさんの了解を得て掲載しております

優花音(ゆかね)さんへ。
先日作ってもらったCDですが、
とても素晴らしい仕上がりでした。
私自身も頻回に聴いていて、
実家の母もずっと聴いています。


どの曲も聴いていると
心が”かいほう”される気がします。

開く方の”開放”の意味もあるけど
解き放つ方の”解放”の意味もある。

3年前に聴かせて頂いたのと同じ曲がありましたが、
演奏が格段に進化しているのを感じました。

言葉にするのは難しいけど、
パワーが明るくて、解放感に溢れている。
悲しげな曲も不思議と爽やかに聴こえています。

イメージ 2






























内面的なことだけど、
優花音さんの演奏は
人がパッションを発揮していくのを
アシストするようなエネルギーを感じる
のよね。

眠りから覚めて花開きたいパッションを
促して開放する感じ
ね。


それから「間」の取り方。

フレーズとフレーズの間の
間の取り方の解釈が
私がそれぞれの曲に抱いているイメージとぴったりと一致する。

これはあくまでも私の感想なんだけど・・・

曲の緩み
間の感じ
フレーズが終わって次のフレーズに行くつなぐ感覚。
 
それは楽譜には細かくはなくて、
ピアニストの感性なんだと思うけど
 
優花音さんの解釈は
私にとってその捉え方がマッチするわけ。
 
鍵盤を叩いて音を出すことはもちろんだけど、
「間」はもしかしたら、それと同じくらい重要かも。
 
音と音の間が曲のエネルギーに馴染んでいないと
作品が全く違うものになってしまうから。
 
たとえば、
ゆったりと余韻を残しつつ次にいく・・・
 
・・・という感じが欲しいフレーズなのに、
重視しないでメロディーだけ追っかけて、
どんどん次に行く演奏家がいる。

あるいは普通の速度でいい部分なのに、
変にもったいぶってスローに弾くスタイル。
 
そのどちらの場合でも、
私は曲・演奏共に内的に感じ取ることはできない。
 

音符どおりに音を発することは
師について学べる範囲かもしれない。
 
でも「間」をどのように創造するかは、
演奏する本人にしか構築できない。

私は素人だけど、そう感じている。



優花音さんの感性は
言葉で表現できない微妙で繊細な「間」に
エネルギーの余韻を残しながら

次の世界観に広げてゆくエネルギーに満ちていて
私の心身にとてもフィット
する。
豊かな気持ちで聴ける・・・そんな感じがするのです。
 
優花音さんの演奏を聴いていて解放・開放を感じるのは
優花音さんご自身の精神が
実際その状態になっていっているからだと思ったのです。

もちろんこの数年間のテクニカル的な進歩はあると思います。
それに加えて
ご自身の精神の解放感、開放感が演奏を通じ
聴く者の気持ちを解き放っていると思うのです。
 
爽やかで豊かな気持ちになれるのは
そのためかと感じました。
 
次回の演奏会の企画楽しみにしています。
(^_^)
 
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泉ウタマロさん
ストレートなご感想
本当にありがとうございました。
 
これからも精進していきますので
どうぞよろしくお願いします!

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ピアニスト 内藤優花音 です
ブログに来てくださって、ありがとうございます
毎日のピアノのこと、創作活動(作曲、アート)のことを書きつづったブログです
 
思い起こせば十数年前
一度は中断していたピアノを弾き始めました
いつのまにか毎年演奏会を開催し
コンクール入賞&イタリアで演奏する機会に恵まれたのをきっかけに
16年お世話になった会社を退職し
フリーランスのピアニストになりました
 
好きな言葉は「人生こそ総合芸術」
そんな私だからこそ
このブログでは
日々の楽しいことや創作活動について
自由にアウトプットしています